不動産用語集 し

市街化区域

都市計画法に基づく都市計画区域内のうち、すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図る区域。

市街化調整区域

都市計画法に基づく都市計画区域内のうち、市街化を抑制する区域。

敷居(しきい)

襖や障子をはめ込む溝が掘ってある下側の横木のこと。
鴨居に比べると溝は浅くできている。⇒鴨居。

敷延(しきえん)

敷地延長地の略。
道路と接する部分が路地状になっている土地。
形が旗竿に似ているため旗竿地という人もいる。一定の建築物が制限される。

敷金

賃貸契約時に借主が貸主に一定の額を預けておき、解約時に借主に返却される金銭。
賃料の未払い・不払いの担保として、あるいは解約時に借主が負担すべき修繕費等に使用される。
住宅賃貸の場合は賃料の1~3ヶ月分程度。店舗や事務所を借りる際の保証金も似たような性質のものである。

敷金の持ち回り

収益物件やオーナーチェンジ物件を売買で購入するとき購入時に現賃貸入居者の退去時に返金(債務)する敷金や保証金を購入者(新オーナ-・家主)が引き継ぐこと。

シックハウス症候群

主に新建材に含まれる化学物資が原因で起きる一連のアレルギー症状。

私道負担

不動産取引において、売買等の対象となる土地の一部に私道の敷地が含まれている場合に、この私道敷地部分を私道負担という。
私道には建基法42条の道路となる私道以外にも、通行地役権の目的となっているようなものを含む。

司法書士

裁判所・検察庁・法務局に提出する書類の作成代行、登記手続や供託手続きの代理等を行う。
不動産登記と会社設立などの商業登記が業務の大半を占めている。

借地権

【地上権】又は【賃借権】の総称。
地上権とは、他人の土地において、その土地を専用に使用する権利の事。
地主に地代を払わず権利設定時に一括で支払うものもある。
居住するためであればその上に建物を建てたり、改装や建て替えができ、地上権を転貸したり、登記したり、売買することもできる。
一方、賃借権は土地を借りる権利で、地主に賃料を支払う。賃借権を譲渡したり転貸するには地主の承諾が必要。
地上権は物権であるが、賃借権は債権である。

借地権割合

借地権価格のその所有権価格に対しての割合。一般に商業地域の割合がもっとも高い。

借地借家法

借地借家法とは、建物の所有を目的とする地上権、土地賃貸借(借地)、建物の賃貸借(借家)について定めた法律。
1992年に施行され、それまでの「借地法」「建物保護ニ関スル法」「借家法」は廃止。
この法律の目的は、賃借人の保護であり、基本的には旧法の精神を継承しつつ、時代の適応を図ったものである。
一方では賃借人の権利を明確にし、他方では期限を設けた借地権を新設(一般定期借地権、建物譲渡特約付借地権、事業用借地権)など、賃貸市場の活性化を図る内容となっている。
また、更新のない定期借家契約についても新たに規定が設けられた。
なお、借地借家法施行後も、それ以前に設定された借地権やその更新については旧法が適用される。
そのため、普通借地権での適用は限られたものとなっている。

斜線制限

建築物の高さが敷地の周囲にある道路、水路、隣地、公園などの斜線を超えないよう計画しなければならない決まりのこと。
建物を真横から見て、空間を斜線で切り取ったような形態で制限することからその名が付けられている。
斜線制限にもさまざまなものがある。

「隣地斜線制限」
隣接する建物の採光や日当たり、風通しなどを確保するための斜線制限。

「道路斜線制限」
対面の建物や道路面の日当たり、風通し、開放感を確保するための斜線制限。

「北側斜線制限」
第一種・第二種低層・中高層住居専用地域の北側に接する敷地の環境を保護するための斜線制限。

終身借家制度

【高齢者の居住の安全確保に関する法律】に基づく終身建物賃貸借契約による借家権の事。60歳以上の高齢者(同居人は配偶者か60歳以上の親族)または同居の配偶者が借主になり、死亡するまで契約した住宅に入居できる仕組み。
段差解消など一定のバリアフリー化を施し、都道府県知事の認可を受けた賃貸住宅が対象となる。
同居する配偶者や60歳以上の親族は、借主が死亡しても1カ月以内に申し出れば、終身賃貸借を継続可能。

従前地

行政府などにより土地区画整理事業が実施される際の、区画整理を行う前の土地こと。
これに対して、区画整理後に形や面積、位置を変えて渡される土地のことは換地という。
なお、従前地が借地の場合、借地権は換地に存続する。
区画整理を機に借地だった土地を購入する場合は、従前地で購入・登記をし、その後換地に移転という流れになる。

住宅金融公庫

昭和25年に制定された住宅建設資金融資を専門に扱う金融機関として、全額政府出資で設立された公的金融機関。

住宅性能保証制度

安全性、居住性、耐久性などを一定水準以上に保つため、昭和57年に財団法人性能保証住宅登録機構(現 財団法人住宅保証機構)を設立。
建設会社は登録制で、機構が現場検査を行い、合格した住宅を登録する。保証制度の内容により、10年から10年の保証を行う。

重要事項の説明義務

宅建業者は、宅地建物取引に際し、売買、交換もしくは貸借の相手方、もしくは代理を依頼した者、またはその媒介に係る取引の各当事者(以下「相手方等」という)に対して契約が成立するまでに、その者が取得し、または借りようとしている宅地建物に関する一定の事項、すなわち私法上、公法上の権利関係・取引条件等について書面(重要事項説明書)を交付して、宅地建物取引主任者から説明をさせなければならない(宅建業法35条)。
なお、宅地建物取引主任者は当該書面に記名押印をするとともに、説明をするときは、相手方等に対して、宅地建物取引主任者証を提示しなければならない。

守秘義務

宅建業者およびその使用人、その他の従業者は、正当な理由がなければ、その業務上取り扱ったことについて知り得た秘密を他に漏らしてはならず、宅地建物取引業を営まなくなった後、またはその使用人等でなくなった後でも同様とされている(宅建業法45条、75条の2)。宅建業者等は、宅地または建物といった依頼者の重要な財産について、相談を受けたり取引に関与したりして他人の秘密を知る機会が多いので、業務上知り得た他人の秘密を守ることを特に強く義務付けられている。
「正当な理由」が認められる場合として、たとえば、裁判のさい、または税務署の職員から法令に基づき証言を求められた場合等があげられる。

省エネルギー住宅

屋根や壁の素材や構造で冷暖房の効率を高め、エネルギー消費を少なくできる。住宅の建設コストは高くなるが、以後の光熱費を安くできる。

浄化槽

浄化槽とは、水洗トイレからの汚水やその他の生活雑排水を、微生物の働きによって浄化処理し、河川や海などに放流するための設備のこと。
公共下水道が未整備で、大規模な下水処理場につながっていない地域の場合は、浄化槽を個別に設置する必要がある。
浄化槽には、水洗トイレからの汚水だけを処理する単独浄化槽と、トイレの汚水に加えて生活排水全般も同時に処理する、合併式浄化槽の2種類がある。
新設する場合は、原則として合併式浄化槽の設置が義務づけられている。
浄化槽から放流先が無い場合、蒸発散装置で蒸発させるか、地下浸透という浄化方法となる。

償却

アパート・マンションの敷金及び貸店舗・貸事務所の保証金のうち・借主に返還されない部分をいう。

使用貸借

借主が貸主から目的物を無償で借りて使用収益し、後にその目的物を貸主に返還する契約をいう(民法593条以下)。
借主は契約に返還時期の定めがあるときはその時期に、その定めがないときは契約に定めた目的に従い使用収益を終えたとき等に、目的物を返還しなければならない。使用収益の対価を支払わない(無償)点において賃貸借と異なる。
使用貸借には、その目的物が住宅やその敷地であっても、借地借家法(平成4年7月31日までの契約の場合は、旧借地法、旧借家法、旧建物保護法)は適用されない。
親族や雇用等特殊な人的関係のある者の間で約束されるが、そういう人的関係の崩壊したときに法的紛争を生ずることが少なくない。

譲渡担保

債権保全のため、ある財産権を債権者に譲渡する形式の物的担保をいう。
民法に規定はないが、取引の慣行から生まれ、判例学説によって認められた担保である。
債務者乙は、債権者甲に譲渡担保に供した目的物をそのまま使用収益できるので、生産財等について多く設定されるが、不動産についても用いられ、登記原因を「譲渡担保」とすることも認められている。
債務が完済されると目的物の所有権は乙に復帰するが、弁済されないと甲はこれを第三者丙に売却し、または自己の所有とすることによって、優先弁済を受けることになる。ただし、甲は債権額を超える部分の精算をしなければならない。
乙の他の債権者丁が目的物を差し押えたとき、甲は第三者異議の訴(民事執行法38条)ができる。

職権登記

登記は当事者の申請または官公署の嘱託によるものが原則だが、これら申請や嘱託によらないで登記官が職権で行う登記。

所在地(しょざいち)

所在地とは不動産の物件説明などで言う時は不動産登記法による登記地番番号(地番区域(所在)+地番)をいう。
一般的に言う時は住居表示番号(街区符号+住居番号。住所のほか居住や一時滞在地を含む。

署名

文書などに氏名を自署すること。⇒記名。

真壁(しんかべ)

柱の見える壁のこと。
壁の仕上げが柱面より後退して取り付けられており、主に和室などに用いられている。

Copyright(c) みかど土地開発株式会社 All Rights Reserved.